以前出すだけ出して投げっぱなしだった問題の解答編をここらで。

とりあえず先に断っておくと、あんまりルールには詳しくない人間が書く稚拙な文章による説明なので変な誤解を招く可能性もありますし、もっと詳しく知りたいと思った方は自分で調べることをお勧めします。

状況を簡単にしてみましょう。
こちらのライフは1、場にはサクリファイスエンジンと《血の芸術家》そしてクリチャー3体。
対して相手のライフは3、相手の場には《血の芸術家》が2体いるとしますかね。

ここでキーワードになってくるのが“アクティブプレイヤー(AP)”と“非アクティブプレイヤー(NAP)”少し詳しい方なら説明不要な単語でしょうが、簡単に説明するなら、アクティブプレイヤーとは現在ターンを進めているプレイヤーのこと。
いろいろと説明をはしょっていくけど、同時に能力が誘発する場合、今回ならばクリチャーが墓地に落ちお互いの《血の芸術家》の能力が誘発する場合、先にAPの能力が“スタック”に積まれ、次にNAPの能力が“スタック”に積まれます。

スタック上←  ○●●   →スタック下(○:NAPの能力、●:APの能力)

そして、能力はスタックの“上”から順に解決していきます。

スタック上←   ●●←(まだ解決されてないAPの能力)   →スタック下

その能力の解決の際に“優先権”が発生します。“優先権”を得るとプレイヤーは呪文とか能力の起動とかすることができます(ちなみに優先権はAPから先に得て、次にNAPへと回っていきます)。今回ですと、サクリファイスエンジンでクリチャーを墓地に送ることができます。そうするとまた、《血の芸術家》の能力が誘発してスタックに置かれます。

スタック上←  ○●● ●●←(まだ解決されてない1回目の能力)   →スタック下

そして、またNAPの解決の後に能力を起動すれば、

スタック上←  ○●● ●● ●●  →スタック下

となり、相手の《血の芸術家》の能力が解決を見ることなく、相手のライフは0になりあなたはゲームの勝者になることができるというわけです。

つまり「無自覚の死角」の解答は、自分のターンの終了時に《幽霊議員オブゼダート》をリムーブせず、相手のターン中に優先権を得たならば、速やかに上記の手順でクリチャーを墓地に送っていけば、あの状況勝てたということです。

多くのプレイヤーがよくこの処理を同時にこなしていますが(自分もその一人)、実はその無自覚の中には死角があったんだよ~と、いうのが副題の意図だったわけで、前回と今回の副題はあるアニメ中に出てくる作品の題名を少し改変して取り入れてみました。なんかこうポンポンクリチャーが墓地に行くさまが、星空に打ち上げられていった彼らと被ってしまったわけで・・・。

とまあ、長々とわかりにくく説明してみましたけど、これも他人の受け売りなので偉そうなことは言えません(実際これに気づかずゲームに負けてますので)。
それでも、最近《血の芸術家》を使うプレイヤーもまま見かけますし、似たようなことが《高原の狩りの達人》の睨みあいでも起こりますので、少しでも誰かの参考になればと思います。

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